ネコちゃんをお迎えすると、食器やご飯、トイレ用品など用意するものがあります。
「どんなサイズがいいかな?」「どんな素材のものを選んだらいい?」と悩みませんか?実際に私が使用してよかったものや、おすすめしたいポイントをご紹介します。
ご参考にしていただけたらと思います。
お迎えしたら必要なものは?
●食器、食器台
ご飯や飲み水を入れる容器と台。
陶器のお皿やプラスティック、大きさも様々存在します。
ネコちゃんの体高やマズルの長さに合わせて選んであげましょう!
生後3、4カ月以上の子は、物事の判別がつくようになり好みも出てきます。
使い慣れた食器を使うことで、環境の変化によるストレスが和らぎます。
●ご飯
子猫、成猫、老猫、どの子をお迎えしても、栄養バランスを考えて用意しましょう。
ネコちゃんは環境の変化に敏感なため、お迎えしたらご飯は変えずに、食べ慣れているものを与えましょう。ご飯を変えるのは、新しい環境に慣れて、性格や習慣を見ながら徐々に変えていくといいでしょう。
購入する時に気をつけるのが、種類です。
ドライフードや缶詰、パウチと多くの商品があります。
メーカーにより表記名称に違いがありますが、ご飯の与え方で選びましょう。
「総合栄養食」は、栄養バランスが整っていて、飲み水とそのご飯があれば健康を維持できる食事です。栄養管理がしやすいのが特徴です。価格幅は広く、品質に差があるため、気になる方は原材料を確認するといいでしょう。
「一般食」は、無添加の商品が多く、品質に安心感があります。しかし、栄養バランスを満たしていないため、「総合栄養食」や手作り食など、不足する栄養を補いましょう。
「副食・間食」は、おやつやご褒美で与えるものです。グルメな子は、美味しいおやつしか食べなくなる子がいるので、与えすぎには十分注意しましょう。
「療養食」は、獣医師の指導のもと、特定の病気や健康状態を維持するためのご飯です。獣医師判断のもと与えましょう。
このように種類が豊富にあり、それぞれの家庭で管理しやすいご飯を選びましょう。
●トイレ容器、猫砂
安心できるトイレ容器、猫砂を用意してあげましょう。
トイレ容器には、蓋つき蓋なしや、システムトイレ、深さの違うものなど多く出ております。また、猫砂も鉱物系、紙製、おから系など種類があります。
お迎えしてすぐは、使い慣れたトイレ、砂を設置してあげることで、自身の匂いがついているため安心します。変更するときは、環境に慣れてからにしましょう。
●キャリーバッグ、キャリーケース
外出するときに必要となります。
ショルダータイプやリュック、ソフトケース、ハードケースと種類が豊富です。
持ち運びやすさや、サイズ感、機能性を考えて購入しましょう。
ネコちゃんは、テリトリーの外や環境の変化に弱いため、寝床にするなど、普段から使うことで、ストレスを和らげることができます。
病院や災害のときには必ず必要になるため、使いやすいものを選びましょう。
●おもちゃ
買い主とのコミュニケーションや、運動、ストレス発散になるので、ひとつは持っていると便利です。
夢中になり誤飲やケガをすることがあるので、保管場所や取り扱いには十分注意しながり、楽しく絆を深めましょう!
●グルーミング
爪切りやブラッシングなど全身をお手入れすることです。
日頃から自宅で行うことで、コミュニケーションになったり、ケガの予防、毛のもつれケアや体の異常や変化に気づいたりといい事がたくさんあります。
自宅ケアで注意することは、無理やりやりすぎない事!
どうしても「全部キレイにしたい!」、「爪一本しかできてない!」と頑張ってしまいますが、嫌なことを無理やりしたり、長時間行うとグルーミングが嫌いになってしまいます。道具を持ったら隠れてしまったり、大暴れやしてしまったり、飼い主との関係に距離が出来てしまったり、時にはどちらかがケガをすることもあります。
グルーミングに慣れるまでは、1日1ヶ所や1日1項目という感じで行いましょう。
ネコちゃんによって、いつまでも慣れない子や、手足など触られることが苦手な子、過去のトラウマなど、それぞれ育った環境や性格、苦手なことがあるので、無理強いはせず、トリミングサロンや動物病院にお任せしましょう。
おすすめ商品は?選ぶポイントは?
●食器、食器台
高さ調整ができるから安心!お皿が固定されていて動く心配なし! |
サイズが2種類!(S・M) |
ー選ぶポイントー
・陶器かステンレス製
噛んで破損の危険性がなく、お皿の転倒が起こりにくいです
・早食い防止
早食いで吐いてしまうワンちゃんにおすすめです!
・滑り止め付
食器が動かなくなり、食べやすいです
・高さ調節付き台
成長に合わせて!犬種に合わせて!吐き戻し防止に!調整可能です
●ご飯
★ご飯には限定した「おすすめ!」はありません
(年齢、運動量、体調により変わってくるため)
メーカーとしておすすめは、ヒルズ、ロイヤルカナンです。
「長期販売実績がある」は理由としてありますが、療養食では研究や検査を行い、科学的根拠のある商品を販売されています。実際に動物病院で使用し、実証されているため現在も推奨されています。一般食も品質基準や安全性を考えて販売されているため、ご飯選択に悩んでいる方におすすめです。
ー選ぶポイントー
・総合栄養食
栄養管理が「簡単!」です
・年齢に合ったご飯選択
子猫用は消化に良く、筋肉や骨の発育をサポートする高栄養な食事です
成猫用は健康状態を維持する栄養バランスです
不妊手術をした子は、ホルモンバランスの変化により太りやすいです
成猫用を食べるようにしましょう
高齢猫用は病気をしやすくなるため、内臓への負担を減らした食事になっています
・体型チェック
太ってきている場合は、脂質やカロリーを抑えたフードへ変更しましょう
・アレルギーの有無
食物アレルギーがある場合は原材料に注意です!
・ドライフード(粒のサイズ感)
ウェットでなく、ドライフードで歯石付着を予防できます
病気や、高齢によりドライフードを食べないとき、脱水緩和にウェットフードをあげましょう
粒の形や形状で食べやすさが変わるので、食べている様子を観察しましょう
●室内トイレ
快適ワイドは壁が高いのと広さもあり、飛び散り・失敗防止に! |
猫砂食べてしまう時には、おから砂が安心!ゴミ出しもラク! |
ー選ぶポイントー
・トイレの失敗防止
失敗の回数を減らし、褒めてもらう回数が増えることにより、絆が深まります
飛び散り防止がつくことで、掃除が楽になります
・形状、素材
形がいびつだと、設置しにくいことがあります
耐久性や素材による事故防止も考えましょう
・猫砂
安全性、廃棄方法、砂の形状、素材と選べる幅が広いです。
ネコちゃんの好みを優先し、その次に飼い主側の扱いやすさを考えるといいでしょう
●キャリーバッグ、キャリーケース
災害、外出のときは広げて使える! |
ハードキャリーだから安全性が高い!2ドアで使いやすい! |
ー選ぶポイントー
・キャリーバッグ
持ち運びやすさと広さです
バッグなので、頑丈さには欠けますが、コンパクトにできる所がメリットです
外出先や災害のときに、スペースを広げてあげることでストレスを減らせます
リュックタイプやショルダータイプ、キャスター付きタイプと種類が豊富!
・キャリーケース
ハードタイプは持ち歩きには不便さを感じることがあります
災害や車内では、耐久性があるため事故防止となります
どちらにもメリット、デメリットがあるため、生活スタイルに合わせて選択しましょう
●おもちゃ
それぞれ好みも違い、運動量にも違いがありますので、好みに合ったものを選びましょう!
デザインがおしゃれ! |
ー選ぶポイントー
・爪とぎ
いくつか使用して、個人的なおすすめは床置きタイプ!
壁につけるタイプは、その行動が習慣化して爪とぎがない壁でもしてしまい、壁がボロボロに
(個人的に使用して比べた印象)、、ということがあるかも
・安全性
できるだけ壊れにくいもの
見ていない所で、ボロボロになり誤飲するケースが多いです
食べても害がないものもおすすめ!
・一緒に遊べるもの
一人遊びをさせるのもいいですが、一緒に遊ぶことでコミュニケーションが取れます
好きなことや興味のあるものに気づくきっかけに
●グルーミング
初心者におすすめ!甘噛みのときも安心! |
猫の爪は細いので、ギロチンタイプよりもハサミタイプが使いやすい!、、、かも |
ー選ぶポイントー
・安全性
使いやすさとケガをさせないことがポイント
ブラシは種類があって使い方を誤ると皮膚を傷めることがあるので
初心者にはゴム製のラバーブラシがおすすめ!
カラダ全体を触ることに慣れることで、トリミングや動物病院でもストレス軽減になります
まとめ
最後までお読みいただきありがとうございます。
お迎えに必要な商品を一部紹介しましたが、他にも多くの商品があります。お迎えしたネコちゃんの好みに合わせて選んであげましょう!好みがわからない時は、お迎え前から使用しているタイプで選んであげると安心です。
だんだん好みや、必要なものが増えてくると思うので徐々に増やしていくといいでしょう!
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