家族の一員、良きパートナーとして生活をする犬猫。近年、家族に迎える人が増え、飼い主の意識の変化や環境の変化があり、寿命が延びてきました。ここでは、犬猫の寿命や人に換算した時の年齢について紹介します。
犬猫の寿命
一般社団法人ペットフード協会の全国犬猫飼育実態調査(2021.12発表)によると、平均犬が14.65歳、猫が15.66歳。
2010年に比べ、犬が+0.78歳、猫が+1.30歳寿命が延びているそうです。
飼育されている犬猫の寿命が延びている理由として、飼い主の意識の変化、食餌や生活環境、動物医療の発展などの要因があります。
さて次に、犬猫を人に換算した時の年齢を見ていきましょう。
犬・猫 | 人 | ライフステージ |
1カ月 | 1歳 | 子犬・子猫 |
3カ月 | 5歳 | |
6カ月 | 9歳 | |
9カ月 | 13歳 | |
1年 | 16歳 | 成犬・成猫 |
2年 | 24歳 | |
3年 | 28歳 | |
4年 | 32歳 | |
5年 | 36歳 | |
6年 | 40歳 | |
7年 | 44歳 | 高齢犬・高齢猫 |
8年 | 48歳 | |
9年 | 52歳 | |
10年 | 56歳 | |
11年 | 60歳 | |
12年 | 64歳 | |
13年 | 68歳 | |
14年 | 72歳 | |
15年 | 76歳 | |
16年 | 80歳 | |
17年 | 84歳 | |
18年 | 88歳 | |
19年 | 92歳 | |
20年 | 96歳 | |
21年 | 100歳 |
このように寿命が延び、一緒に過ごせる時間が増えたことは、とても嬉しいことです。
少しでも健康で長生きしてもらう為に、気を付けるポイントを紹介します。
幼少期~成犬・成猫期
多くの犬猫は病気もなく、元気に過ごしますが、その中でよく伺うトラブルがイタズラです。
家具やおもちゃの破損、人間の食べ物や物への関心です。
「中々言うことを聞かないから」「可愛いから」と許してしまうと、突然大事件が起きます。
食べてはいけない食材や物を食べたり、太りすぎによって体調に異変が起きたり、他人や他の犬猫に怪我を負わせることもあります。
犬猫にも規則正しい生活と、食事やマナーを教え、楽しく健康で過ごせるようにしましょう。
壮年期~高齢期
徐々に動きが鈍くなり、睡眠時間の増加、食事量や好みの変化を感じるようになります。人と同じように関節炎や歯科疾患、眼科疾患、内臓疾患と身体の衰えが出てきます。日頃から食事や排泄、健康状態をチェックして、健康管理に注意しましょう。
年齢に関係なく、定期的に健康診断を行う2つのポイントがあります。
1つ目のポイントは、病気の早期発見や、体調管理です。
定期的に診察を行うことで、体重管理や、検査による身体の変化の把握ができます。日々一緒に生活をしていると、小さな変化には気づきにくいものです。悪化する前に見つけてあげましょう。
2つ目のポイントは、かかりつけ医を見つけることです。
動物病院には検査や手術設備が整った病院から、一般診療向け病院、専門分野に特化した病院など多くあります。病院の雰囲気や診療方針、対応の仕方もそれぞれです。その中で、自身と合う信頼できる病院を見つけてください。
事前に見つけておくことで、動物病院との信頼関係を気づくことができ、気になっていることがあれば、相談もしやすくなります。また、病院側と健康状態の共有ができ、いざという時には、頼ることができ安心です。
ここまで読んでくださり、ありがとうございます。
お迎えを検討している方や、お迎えされている方の、お役に立てる情報になれば幸いです。
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