ワンちゃんをお迎えすると、食器やご飯、散歩用品など用意するものがたくさんあります。
「どんなサイズがいいかな?」「どんな素材のものを選んだらいい?」と悩みませんか?実際に私が使用してよかったものや、品質や素材、機能性でおすすめしたいポイントをご紹介します。
お迎えしたら必要なものは?
●食器、食器台
ご飯や飲み水を入れるお皿と台。
子犬、成犬、小型犬、大型犬とワンちゃんのサイズや食事量に合わせてお皿を選択しましょう。例えば、可愛い食器を見つけて購入したけど、「一食分の食事が入らない!」「食べるとご飯がこぼれる!」「お皿が動いて食べにくそう!」と、せっかく購入したのに使えないと気の毒です。
可愛さだけではなく、使いさすさも考えて購入しましょう!
●ご飯
子犬、成犬、老犬、どの子をお迎えしても、栄養バランスを考慮したご飯を与えましょう。
お迎えしてすぐは、ご飯は変えず元々食べ慣れているものを与えましょう。
購入する時に気をつけるのが、種類です。
ドライフードや缶詰、パウチと多くの商品がありますが、形状以外にも違いがあります。
それは、メーカーにより表記名称に違いがありますが、「栄養バランスについて」です。
「総合栄養食」は、栄養バランスが整っていて、飲み水とそのご飯があれば健康を維持できる食事です。栄養管理がしやすいのが特徴です。価格幅は広く、品質に差があるため、気になる方は原材料を確認するといいでしょう。
「一般食」は、無添加の商品が多く、品質に安心感があります。しかし、栄養バランスを満たしていないため、「総合栄養食」や、不足する栄養素を他で補う必要があります。
「副食・間食」は、おやつやご褒美で与えるものです。与えすぎには十分注意しましょう。
「療養食」は、獣医師の指導のもと、特定の病気や健康状態を維持するためのご飯です。獣医師判断のもと与えましょう。
このように種類が豊富にあり、それぞれの家庭で管理しやすいご飯を選びましょう。
●室内トイレ
室内で排泄する時に必要です。
プラスティックの囲いがあり、ペットシーツをはめるタイプや、人工芝でお外の環境に似せたタイプ、網状の床で排泄物が下に落ちる仕組みのトイレなど、種類があります。
トイレトレーニングがされているワンちゃんは、以前から使用しているタイプのトイレを使うと、環境が変わってもトイレの場所を把握しやすくなります。
また、ペットシーツにもレギュラー、ワイド、スーパーワイド、S、M、Lなど複数サイズがあり、薄型、厚型と厚さにも種類があります。
商品に使用目安が記載されていますので、参考にして購入ください。
●首輪・ハーネス・リード
お散歩の時には必須アイテム。
混合ワクチンや狂犬病の予防接種が済むと散歩へ行けるようになります。
散歩の時にリードをつけて散歩をすることで、逃走や、誤飲、事故回避に繋がります。
ワンちゃんの犬種やサイズによって、首輪、ハーネスのサイズやリードの太さが変わります。適切なものを選びましょう。
首輪は、迷子札や狂犬病の札を身につけるために使用します。
ハーネス、リードは散歩のときに使用します。
首輪にリードをつけて散歩を行うと、引っ張った時に首元が締まり呼吸がしにくくなったり、呼吸器の病気の原因になる事があります。少しでも体への負担を減らすために、ハーネスとリードの組み合わせで散歩を行いましょう。
●持ち歩き水ボトル
散歩中の飲水用の水容器。
運動すると喉が渇くのは人と同じです。特に夏は熱中症が起こりやすいため、こまめな水分補給が必要です。
尿をした時にも水が必要なので、飲水用を持ち歩くことで、どちらにも利用できるため便利です。
●ケージ・ベッド
お留守番や睡眠、不安や緊張を感じるときに安心ができる居場所の確保になります。
誤飲や脱走癖のある場合は、危険回避になるので用意して置くと安心です。
ケージのサイズはワンちゃんに合わせて選びましょう。目安として、長さはワンちゃんの体長(胸~お尻の長さ)の4~5倍。高さは脱走防止のため、前肢を柵にかけたとき頭が柵から出る程度。
天井のついたケージの場合は、4肢で立ったとき、頭と天井の距離が20cm以上あるものを選んでください。
ベッドは、生地やベッド、ハウスタイプなど種類が豊富です。選ぶときのポイントは、ワンちゃんが気に入ったものが一番ですが、安全性やお手入れの管理のしやすいものを選んでおくと安心です。
●キャリーバッグ、キャリーケース
病院や旅行、外出のときに使用。
ショルダータイプや、リュック、ハードケース、ソフトケース、伸縮バッグと種類が豊富です。
持ち運びやすさや、ワンちゃんが入ったときのサイズ感、安定感、機能性で選びましょう。
サイズ感は、体のサイズにフィットしたものを選びましょう。身動きがとれると中で動き回り、安定感がなく、飼い主がバランスを崩してしまったり、落下の原因に繋がり危険です。
普段から室内でハウス代わりに使うと、外出するときも抵抗なく入ってくれるようになります。
●おもちゃ
単純に遊び道具と思われがちですが、ストレス発散や飼い主とのコミュニケーション、健康管理、しつけに使用します。
破損や安全性に注意して、ワンちゃんの気に入ったものを選んで、たくさん遊んであげましょう。一緒に過ごして遊ぶことで絆が深まります。
●グルーミング
爪切りやブラッシング、シャンプーなど全身をお手入れすることです。
ペットショップや、トリミングサロンでお手入れされる場合が多いですが、予約が取れないことがあるため、自宅にあると便利です。
長毛種をお迎えしたら、ブラッシング用品は用意しておきましょう。
定期的にトリミングに通われても、毛のもつれは頻繁に起こります。そのまま放置していると、もつれが酷くなり、皮膚が引っ張られて痛みもあり不衛生で、皮膚炎を起こすことがあります。注意しましょう。
長毛種に限らず、ブラッシングなど体を触ることで、健康状態のチェックに繋がります。グルーミング全てを飼い主がすることは大変です。トリミングサロンなどを上手に利用して、無理ない範囲でご自身でもケアしてあげましょう。
おすすめ商品は?選ぶポイントは?
●食器、食器台
小型犬にオススメの高さ!お皿が固定されていて動く心配なし!高さ調整可能! |
早食い予防に!滑り止めつき! |
ー選ぶポイントー
・陶器かステンレス製
噛んで破損の危険性がなく、お皿の転倒が起こりにくいです
・早食い防止
早食いで吐いてしまうワンちゃんにおすすめです!
・滑り止め付
食器が動かなくなり、食べやすいです
・高さ調節付き台
成長に合わせて!犬種に合わせて!吐き戻し防止に!調整可能です
●ご飯
★ご飯には限定した「おすすめ!」はありません
(年齢、運動量、体調により変わってくるため)
メーカーとしておすすめは、ヒルズ、ロイヤルカナンです。
「長期販売実績がある」は理由としてありますが、療養食では研究や検査を行い、科学的根拠のある商品を販売されています。実際に動物病院で使用し、実証されているため現在も推奨されています。一般食も品質基準や安全性を考えて販売されているため、ご飯選択に悩んでいる方におすすめです。
ー選ぶポイントー
・総合栄養食
栄養管理が「簡単!」です
・年齢に合ったご飯選択
子犬用は消化に良く、筋肉や骨の発育をサポートする高栄養な食事です
成犬用は健康状態を維持する栄養バランスです
不妊手術をした子は、ホルモンバランスの変化により太りやすいです
成犬用を食べるようにしましょう
高齢犬用は病気をしやすくなるため、内臓への負担を減らした食事になっています
・体型チェック
太ってきている場合は、脂質やカロリーを抑えたフードへ変更しましょう
・アレルギーの有無
食物アレルギーがある場合は原材料に注意です!
・ドライフード(粒のサイズ感)
ウェットでなく、ドライフードで歯石付着を予防できます
病気や、高齢によりドライフードが食べれなくなったときに、ウェットフードを使いましょう
粒の形や形状で食べやすさが変わるので、食べている様子を観察しましょう
●室内トイレ
足上げする子にオススメ! |
持ち歩けるため、外出先や災害のときに便利です! |
ー選ぶポイントー
・トイレの失敗防止
失敗の回数を減らし、褒めてもらう回数が増えることにより、絆が深まります
飛び散り防止がつくことで、掃除が楽になります
・形状、素材
形がいびつだと、設置しにくいことがあります
耐久性や素材による事故防止も考えましょう
●首輪・ハーネス・リード
迷子札や、犬の監札をつけるDカン付き!皮素材でオシャレ ! |
ハーネスのサイズ調整が可能!ハーネス単品 |
柄を合わせたい方に、リード付きハーネス! |
中型犬・大型犬、リードなど噛み癖のある子におすすめ! 光を反射する素材で夜道も安全! |
ー選ぶポイントー
・首輪
簡単に壊れなければ、可愛いもの!気に入ったもの!で大丈夫です
鑑札や迷子札をつけておくと、家から脱走したり迷子犬を見つけたときに役立ちます
・ハーネス
散歩のときの必需品です
体にフィットするものを選んであげましょう
・リード
耐久性のある革製や、編み込んで強度を持っているものがおすすめです
噛み癖や引っ張り癖がある子は特に気をつけましょう
・事故防止
光反射板がついた首輪やハーネス、リードがあるといいです
夜道では、姿に気づけないことがあります
●持ち歩き水ボトル
飲水口に長さがあり、水を飲みやすい! |
ー選ぶポイントー
・使いやすさ、サイズ容量
おしっこをした時にも使えて、飲水用でも使えたら、荷物が減ります
ワンちゃんのマズルサイズに合わせて飲水カップや容量を考えましょう
●ケージ・ベッド
床板外せて掃除がラク!天井柵スライド開閉! |
室内や外出のとき、災害のとき、持ち運べて便利! |
室内、お出かけのときも! |
ー選ぶポイントー
・ケージ
使い方に合わせたサイズを選びましょう
長時間のお留守番がある場合は、ワンちゃんの4~5倍のサイズが目安です
柵を噛んだり、暴れたりすることがあるので、壊れにくくケージが動かないもの
掃除がしやすく、ワンちゃん達が出入りしやすい形状、幅のもの
中型、大型犬は災害や外出先で使えるのでコンパクトに折りたためるものがいいかも!
・ベッド
ベッドはお好みのものでいいと思います
破れたらこまめに新しいものに変えるようにしましょう
●キャリーバッグ、キャリーケース
小型犬におすすめ!災害、外出のときは広げて使える! |
2WAY使い!小型犬におすすめ!広々使える! |
ハードキャリーなので、安定感があって安心! |
ー選ぶポイントー
・キャリーバッグ
持ち運びやすさと広さです
バッグなので、頑丈さには欠けますが、コンパクトにできる所がメリットです
外出先や災害のときに、スペースを広げてあげることでストレスを減らせます
リュックタイプやショルダータイプ、キャスター付きタイプと種類が豊富!
・キャリーケース
ハードタイプは持ち歩きには不便さを感じることがあります
災害や車内では、耐久性があるため事故防止となります
どちらにもメリット、デメリットがあるため、生活スタイルに合わせて選択しましょう
●おもちゃ
それぞれ好みも違い、運動量にも違いがありますので、好みに合ったものを選びましょう!
ー選ぶポイントー
・安全性
できるだけ壊れにくいもの
見ていない所で、ボロボロになり誤飲するケースが多いです
食べても害がないものもおすすめ!
・一緒に遊べるもの
一人遊びをさせるのもいいですが、一緒に遊ぶことでコミュニケーションが取れます
好きなことや興味のあるものに気づくきっかけに
●グルーミング
慣れたら、切りやすいです! |
皮膚を傷つけにくいため、初心者の方も使用しやすいと思います。 耐久性・コスパいいです! |
初心者おすすめ!コミュニケーションやブラッシングに慣れさせることから |
ー選ぶポイントー
・安全性
使いやすさとケガをさせないことがポイント
ブラシは種類があって使い方を誤ると皮膚を傷めることがあるので
初心者にはラバーブラシがおすすめ!
カラダ全体に触れられることで
トリミングや動物病院でもストレス軽減になります
まとめ
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
たくさんの商品についてお伝えしましたが、慌てずにご用意してください。
一緒に過ごして、その子の性格をみながら用意していくのが一番です!
ワンちゃんにもそれぞれ性格があります。その子に合った環境にしてあげましょう!
初めてお迎えすると悩むことが多いですが、新米ママ、パパとしてたくさん悩んで、愛情たっぷりに育ててください。
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