ワンちゃんorネコちゃん飼うならどっち?

ペットをお迎えするとき、ワンちゃんネコちゃんどちらにするか迷うことはありませんか?
迷ったときは、素敵な出会いが「イチバン!」ですが、「どちらも可愛くて決めれない!」って方は、ご自身の生活スタイルと相談して、お迎えしましょう!

平均寿命

一般社団法人ペットフード協会の公表する「令和4年全国犬猫飼育実績調査」によると、犬の平均寿命が14.65歳、猫の平均寿命が15.66歳で、生活環境や、品種に違いはありますが、猫の方が寿命が長い傾向にあります。
また犬は、大型犬よりも超小型犬の方が、平均寿命が1.78歳長く、猫は外に出るより、外に出ない猫の方が、平均寿命が2.47歳長いという結果がでています。

人気品種 性格・特徴・病気

犬 人気TOP3
(アニコム損害保険株式会社 2022年人気犬種ランキング公表)

TOP3 MIX犬(体重10kg未満)
成長が楽しみ!

性格や、病気は掛け合わせた犬種によって異なります。ペットショップやブリーダーよりお迎えされていると比較的人気の品種と掛け合わせされているため、人懐っこく好奇心旺盛な性格が多いように感じます。

TOP2 チワワ
安定の人気! 

性格は、活発で好奇心旺盛です。少し神経質で臆病なところがありますので、環境や人に慣れさせてあげてください。室内運動で十分ですが、気分転換や、社会性を学ぶためにもお外に出ることをオススメします。

病気は、頭、眼、関節、呼吸器系に注意が必要です。
頭はふらつきや、旋回行動、視力障害が起こる水頭症に気をつけましょう。
眼は結膜炎や角膜炎を起こしやすいです。眼を痛がるような仕草がないか注意しましょう。
関節は膝蓋骨脱臼が起きやすいです。外れる回数が増えていないか注意しましょう。
呼吸器は、気管虚脱(気管が潰れてしまい呼吸障害を起こす病気)です。原因ははっきりと分かっていませんが、遺伝や、肥満、老化、ストレスが発症の要因と言われています。
また、暑さや寒さに弱いため、健康管理に注意してください。

TOP1 トイプードル
ダントツ人気!!
2008年から登録数首位! 圧倒的人気があります。初心者が飼いやすい犬種

性格は活発で知性が高く、自己主張の強い犬種です。十分な睡眠と運動をして、飼い主のしつけが重要になります。

病気は肥満に関する病気です。
一つ目は糖尿病で、糖を血中から細胞へ取り込みにくくなり、高血糖を起こす病気です。発症すると、毎日血糖値の管理が必要となり、生涯インスリンの治療を行います。
二つ目は心臓肥大です。心臓は、全身へ血液を送ったり取り込む役割があります。心房と心室の間に扉のような役割を持つ「僧帽弁」があり、その働きが悪くなり、血液の逆流が起きて徐々に心臓が膨らんでいきます。
症状は咳がでたり、呼吸困難の症状があります。高たんぱく・高塩分の食事は控えて食事管理に注意し予防しましょう。

猫 人気TOP3
(アニコム損害保険株式会社 2022年人気猫種ランキング公表)

TOP3 マンチカン
胴長短足が魅力的!

性格は好奇心旺盛で、人懐っこいです。多頭飼いにも向いてるタイプが多いと言われています。

病気は足腰に注意が必要です。
手足が短く、胴が長いため関節への負担が大きく、椎間板ヘルニアや関節炎に気をつけてください。過度の運動や肥満、加齢により起こります。

TOP2 アメリカン・ショートヘアー
ムチっとした体つきが愛らしい!

性格は好奇心旺盛で身体能力高め、独りが好きな子が多いです。「THE・猫!」という性格を持っていて、構ってほしいタイミングがあったり、撫でられるのは好きでも抱っこは苦手とこだわりがあります。

気をつけたい病気は肥大型心筋症です。原因は解明されていませんが、遺伝子変異によって起きる病気でアメリカン・ショートヘアーを含む一部の品種に起こりやすいと言われています。加齢とともに発症率は高くなります。

TOP1 スコティッシュ・フォールド
不動の人気!

垂れ耳が印象的ですが、立ち耳も存在します。
性格は穏やかで甘えん坊な子が多い品種です。

病気は肥満、脚に注意が必要です。
肥満はスコティッシュ・フォールドの穏やかな性格により、運動不足になりやすいと言われています。定期的におもちゃなどで遊んであげましょう。
脚は関節炎に注意が必要です。垂れ耳は骨の形成異常により起きたものです。そのため、他の品種より関節炎や軟骨異形成などの疾患にかかりやすいです。

飼い方の違いと共通すること


感情表現が大きく、飼い主への信頼が強いです。愛情をもらった分以上に伝えてくれるため、強い信頼関係が築けます。
散歩は社会性を身につけるには最適です。幼少期からお外に少しずつ慣れさせ、他の人や動物に危害を加えないように躾、マナーを教えてあげましょう。また、運動不足改善や気分転換にもなります。
犬は、猫のように毛づくろいを行わないため、体臭や皮脂、汚れがそのままとなります。定期的なトリミングで清潔にしましょう。


猫は、家につくと云います。犬ほどの信頼関係は難しいですが、人に懐きます。甘えてきたり、遊んだり、威嚇したりと表現豊かです。なんと言っても、独特の仕草がたまりません。
犬のように散歩がないため、室内で運動できるように工夫が必要です。猫は高いところに登るため、危険なものや、大切なものはしっかり管理しましょう。犬のようにお外に出してしまうと、ご近所トラブルや、事故や喧嘩、帰ってこなくなることがありますので、完全室内飼いです。
環境の変化が苦手なため、一緒に外出はしにくいです。体調を崩したり、環境に慣れるまでに時間を要し、過度なストレスがかかるため、引っ越しや、ペットホテルに預けるときは注意しましょう。

共通すること
食事管理が必要です。ペットショップにいくと、総合栄養食のごはん以外に、美味しそうなおやつが販売されています。おやつは犬猫にとっても大好物です。欲しがるからとおやつばかり食べていると、肥満や病気になったり、ごはんを食べなくなったりすることがありますので注意しましょう。
また、爪切りや肛門腺絞り、ブラッシングなど定期的なケアも行いましょう。放置すると、爪が肉球に食い込んだり、肛門腺が破れたり、毛玉ができ、皮膚に炎症が起きることがありますので、注意しましょう。
そして定期的な健康診断です。
体調を崩していても犬猫は喋ることができません。また酷くならないと症状に気づくことは難しいです。そのため、健康診断を定期的に行うことをオススメします。日々身体に触れたり、排泄回数や食事量、運動量を把握しておくと事も、異変に気づく判断材料になります。

まとめ

最後までお読みいただき、ありがとうございます。
犬猫の寿命、人気品種、性格、飼い方について書きましたが、一番はお迎えするときのご縁が大切です。そして自身の生活リズムや環境で、最後まで育てていけるかを考えてみてください。
医療費やペット保険など、参考になる情報をお届けできたらと思いますので、また覗いていただけたら幸いです。

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